体を動かす
追う、跳ぶ、前足を伸ばす。猫の年齢や体調に合う動きが、日々の運動の機会になります。
次に会うとき、どんな遊びをしよう?
じゃらしを少し動かして、ぴたっと止める。すると、じっと見ていた猫が身を低くして……。猫の「狙いたい」「追いたい」を知ると、一緒に遊ぶ時間に小さな発見が増えていきます。
次のカフェで試したい3つのこと →床を走るおもちゃを追ったり、物陰から飛び出したり。その動きには、猫がもともと持っている「獲物を探して捕まえる」行動が表れています。食事をもらっている猫にも、狩りに似た行動をする意欲があります。子猫にとって遊びは、体の使い方や周囲の世界を学ぶ機会にもなります。大人になってからも、その猫に合う遊びを楽しめます。
音や動きに気づく
見つめて、機会を待つ
近づいて、飛びかかる
前足で押さえ、抱える
遊びの中では順番が入れ替わったり、一部だけを楽しんだりすることもあります。じっと狙っている時間も、急がず待ってみましょう。
追う、跳ぶ、前足を伸ばす。猫の年齢や体調に合う動きが、日々の運動の機会になります。
「次はどこへ動くかな?」と見たり探したり。遊びは、退屈を減らす刺激にもなります。
触られるより、おもちゃで遊ぶ方が好きな猫もいます。少し離れた場所からでも、一緒に過ごす楽しみを見つけられます。
遊ぶ理由の参考:Cats Protection、Battersea
追うのが好き、抱えるのが好き、隠れて待つのが好き。好みは一匹ずつ違います。カフェではスタッフに使えるものを確認し、その猫に合う遊びを教えてもらいましょう。
追う・狙う
人が動かす先端を、猫が追ったり捕まえたりするおもちゃ。手と猫の間に距離を取りやすく、一緒に遊ぶときの入口になります。
ひも付きは必ず人が見守り、遊び終えたら片づけます。
転がす・追いかける
軽く転がしたり、前足ではじいたり。自分で動かして遊ぶ猫もいれば、人が転がすのを待つ猫もいます。
丸のみできる大きさ、外れやすい目や飾りのあるものは避けます。
抱える・蹴る
前足で抱えて後ろ足で蹴る動きを楽しむ、やや大きめのぬいぐるみ型のおもちゃです。
抱えている間は手を近づけず、ほつれや中綿の飛び出しも確認。
隠れる・待ち伏せる
隠れる場所があると、そこからおもちゃを狙う楽しみが生まれます。休む場所として使うこともあります。
自宅で箱を使うなら、針・テープ・持ち手のひもなどを取り除きます。
自宅で、探す・考える
前足や鼻で動かし、中のフードを取り出す道具。走り回る遊びとは違う、探して工夫する時間を作れます。
カフェでは給餌ルールを優先し、自己判断でフードを入れません。
自宅で、動くものを観察
動きに興味を示す猫もいれば、音や速さに驚く猫もいます。動くからといって、どの猫にも合うわけではありません。
電池ぶたや可動部を確認し、留守中の使用は製品の注意事項に従います。
種類・使い方の参考:Cats Protection、PDSA、Battersea
次にカフェへ行ったら、まずは床の上で小さく。大きく振ることより、猫の反応に合わせて動きを変えることを楽しんでみましょう。
スタッフに遊んでよいか聞き、足元や周囲の猫・人を確認。滑りやすい床や家具にぶつかる場所を避け、逃げ道を空けます。
小さな獲物が逃げるように、床の上を短く移動。顔の前へ押しつけたり、体にぶつけたりしないようにします。
目で追う、姿勢を低くするなどの変化を観察。見ているだけでも急かさず、次の一歩を待ってみます。
追いつける動きにして、前足で触ったり押さえたりする機会を作ります。捕まえたら動きを弱め、強く引っ張り合いません。
1〜2分の短い遊びでも十分なことがあります。途中に休憩を入れ、最後にも捕まえる機会を。興味が薄れたり猫が離れたりしたら、その時点で終了です。
動かし方・捕まえる機会の参考:Battersea / 短い遊びの参考:Cats Protection
たくさん走ったか、何回跳んだかを競う必要はありません。猫の全身と周囲の状況を見ながら、心地よく参加できているかを考えます。
おもちゃを見つめたり、近づいたりする。すぐ飛びつかず、待ち伏せを好む猫もいます。
試してみよういったん止めて待つ。猫が自分から動くタイミングを探します。
今は休みたい、動きが速い、好みが違う、環境に緊張しているなど、理由はさまざまです。
試してみよう小さくゆっくり動かすか、いったん終了。スタッフに好みを聞いてみましょう。
耳を伏せる、体がこわばるなどの様子もあれば、刺激が強すぎる可能性があります。
ここでおしまいおもちゃを止め、距離を取ります。隠れた猫を追ったり、誘い続けたりしません。
子猫でも疲れるまで続けず、シニア猫や体調に配慮が必要な猫は、床で前足を伸ばす程度の遊びなどをスタッフ・獣医師と相談しましょう。急に遊ばなくなった、動き方が変わったときも相談を。
耳・しっぽ・姿勢のサインをもっと見る →おもちゃは遊ぶ前と後に点検。傷んだものや外れそうな部品を見つけたら、カフェではスタッフへ知らせます。
指でじゃらしたり、手に飛びつかせたりせず、おもちゃを介して遊びます。遊びに夢中の猫を急になでたり抱き上げたりもしません。
ひも付きおもちゃは出しっぱなしにせず、必ず人が見守ります。輪ゴムや毛糸を代わりに使わず、噛みちぎれるもの・飲み込めるものは避けます。
無理なジャンプや急旋回をさせず、足元と着地場所に余裕を。複数の猫が集まって取り合いになったら、いったん止めてスタッフに相談します。子どもが遊ぶときは大人がそばで見守ります。
レーザーポインターや画面の光は実物を捕まえられず、不満につながる場合があります。このページでは、前足で触って捕まえられるおもちゃをおすすめします。
次の保護猫カフェで
まずはスタッフに遊べる猫とおもちゃを教えてもらって。その日の猫の気分に合わせて、小さな発見を持ち帰りましょう。
床を走るもの、抱えるもの、隠れて狙う遊び。スタッフの話から、いつもと違う一面に出会えるかもしれません。
使ってよいじゃらしで、床の上を短く移動。止めたときの視線や前足を、そっと観察してみよう。
「止まると狙うんだ」「ボールを前足ではじくのが得意なんだ」。遊ばない日なら、落ち着く距離や休む場所を知るのも発見です。
遊ぶ時間も、そっと見守る時間も、猫を知るきっかけに。営業日や利用ルールは、訪問前に公式ホームページで確認してください。